オリックス自動車株式会社（本社東京都港区：亀井 克信社長）は、3月17日に開催された『第8回ATTTアワード』において、「先進安全・環境技術部門 優秀賞」を受賞した。

その栄誉に輝いたのは同社が提供するテレマティクスサービス『あんしん運転Ever Drive』。本サービスは、見守り対象のドライバーの車に「専用車載機」を搭載することで、速度超過や急加速・急減速などの運転挙動をリアルタイムで家族に共有してくれるというもの。

また、日々の運転状況が通知されるだけでなく、「危険三挙動」や「長時間運転」が発生した際にも即座に家族へメールが送信される。

さらに、蓄積された運転履歴によって、運転挙動や運転時間の推移を比較し「認知症」などによる行動変化にも気づきやすくなるなどの利点があったり、地図上に危険挙動発生箇所をマッピングする機能もあり、危険箇所を認識することもできる。

こうした機能が「高齢者の運転に安心できる環境づくりに寄与する──」と評価されたことが今回の受賞につながった。

『ATTTアワード』は、『国際自動車通信技術展』の中で開催されているもので、「モバイル、IT、モビリティ」の融合による技術革新によって開発された商品、サービスやソリューションを通して、

◉「先進安全・環境技術部門」
◉「自動運転 / AI部門」
◉「コンテンツ･サービス部門」
◉「社会ソリューション部門」の４部門の優秀賞を選抜するもので、2009年から実施されている。 【A.Yagisawa】

◉オリックス自動車【Ever Drive】
http://orix-everdrive.jp

◉国際自動車通信技術展：『ATTTアワード』
http://www.attt.jp/award/