みまもりプレス

2017年5月12日(金)

低価格『ミライース』にスマートアシスト3を搭載

歩行者認識機能が向上したシステムを低価格スモールカーに:ダイハツ工業

 ダイハツ工業(本社:大阪府池田市)から、この5月9日より6年ぶりのフルモデルチェンジを経て発売された軽乗用車『ミラ イース』。今回、「低燃費・低価格」に加えて「衝突回避支援システム『スマートアシスト3』」が同車で初めて採用された点が注目を集める。

[写真]ミラ イースG SAⅢ

 高齢者の運転操作ミスによる事故が急増するなか、これからの安全テクノロジーが担う使命と期待は大きい。『ミライース』は、2011年のそのデビュー時に「30.0km/L」というデータのもと「低燃費・低価格・省資源」を掲げて「第3のエコカー」としての位置を確立した。今回さらに、低価格という性質を保持しつつ『スマートアシスト3』が導入された。

スマートアシスト3は「衝突警報機能(対車両・対歩行車)」「衝突回避支援ブレーキ機能(対車両・対歩行車)」「車線逸脱警報機能」「御発進抑制制御機能(前方・後方)」「先行車発進お知らせ機能」「オートハイビーム」など誤操作による事故を減らすための安心機能の総称。

アシスト2からの進化としては、ステレオカメラが採用されて歩行車の認識度が向上した点のほか、衝突回避スピードが「20km/h」から「30km/h」に向上した点などが挙げられる。

 同社では、独自の事業構造である「DNGA(ダイハツ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)」という、「低燃費・低価格・安心安全の追求する精神」を掲げているが、今回の『新型ミライース』は、まさにその原点を確立するモデルだとしている。 【A.Yagisawa】

◎ダイハツ工業株式会社
https://www.daihatsu.co.jp

 
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