みまもりプレス

2018年06月12日(火)

離れた場所の「温湿度」を見守り

3つのセンサーで「温度のバリアフリー化」図る:タニタ

 タニタ(本社:東京都板橋区)では、無線温湿度計コンディションセンサー『TC-400』を発売した。

 「離れた場所の温湿度を同時に確認できる」というのが特徴で、3カ所の温湿度を同時に計測・表示し、熱中症予防やヒートショック対策に役立てることができる。

 離れて暮らす高齢者、また別室に寝かせてある乳幼児、留守番中のペットの見守りなどの用途を見込む。

 これから「熱中症」による救急搬送数が急増する時期だが、その多くが住居などの室内で発生しているという。特に暑さやのどの渇きを感じにくくなっている65歳以上の高齢者が多く、エアコンなどを活用して室内が適切な温度に保つことが重要となっている。

 本製品は「親機1台」と「子機2台」で構成されていて、全3カ所の温度と湿度を親機の表示部で同時に確認することができる。この機能により夏場の熱中症予防に加えて、たとえば「浴室」や「脱衣所」に置いてそれぞれの温度差を把握することで、冬季の「ヒートショック症候群」防止にも活用できるという。

 

 その他、熱中症やインフルエンザの注意レベルを表示する機能も搭載。ファミリー層をメインターゲットとして年間1万台の販売を計画しているとのこと。【A.Yagisawa】

(※)画像出典『タニタ』プレスリリースより。

【関連URL】
◎株式会社タニタ
http://www.tanita.co.jp

 
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