みまもりプレス

2018年07月27日(金)

認知症のための専用保険『認知症あんしんプラン』

増加する認知症患者数と行方不明者──3つの不安に対応:東京海上日動火災保険

 東京海上日動火災保険(本社:東京都千代田区)では、認知症の本人と、その家族のための専用保険『認知症あんしんプラン』を今秋10月より発売する。本商品は、『認知症の人と家族の会(公益社団法人)』と、高齢者の見守り支援に実績のある『セーフティネットリンケージ(一般社団法人)』との連携のもとに開発されたもの。

 同社では下記「3つの不安」に関しての実態を把握するために『認知症の人と家族の会』の協力を得てアンケート調査などを実施し研究を重ねた結果、今回の認知症に関連する専用保険の誕生にいたった。同社によれば「業界初」の施策になるという。

(1)認知症の方が行方不明となることへの不安
(2)認知症の方による第三者に対する不慮の事故等への不安
(3)認知症の方ご自身のケガへの不安

 厚労省の試算によれば、2025年には認知症患者数が700万人に達するとされる。さらに警察庁の統計では認知症による行方不明者が2012年から4年連続で過去最多を記録するなど、悩ましい数字が並ぶ。

 「認知症の方やそのご家族が、安心していきいきと暮らすことができる社会の実現に向けて本商品を開発しました」と同社。 【A.Yagisawa】

(※)画像はイメージです。(ソース元:日経プレスリリース)

【関連URL】
◎東京海上日動火災保険株式会社
http://www.tokiomarine-nichido.co.jp

◎公益社団法人 認知症の人と家族の会
http://www.alzheimer.or.jp

◎一般社団法人セーフティネットリンケージ
http://snl.jp

 
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