2018年09月12日(水)
複数人の転倒・転落・不穏などを同時検知へ
『リビング見守りセンサー』共同開発を開始:アースアイズ+善光会
2018年09月12日(水)
複数人の転倒・転落・不穏などを同時検知へ
『リビング見守りセンサー』共同開発を開始:アースアイズ+善光会
AI監視カメラシステムのアースアイズ(本社:東京都中央区)と善光会(社会福祉法人/所在地:東京都大田区)では、AIロボットカメラを活用した『リビング見守りセンサー』の共同開発を本格的に開始したことを発表した。
本開発では「リビングにおける見守り」をテーマに、まずは「施設入居者の事故防止」、さらに「介護職員の見守り業務における負担軽減」に焦点をあてて、入居者の複数人同時の転倒事故の検知や予知などの研究開発を進めていくという。
アースアイズの人の動きを正確に把握する「目」を持った『リビング見守りセンサー』は、予知・予測を可能とするAI(=人工知能)を搭載した監視カメラを活用していおり、具体的には「複数人」が存在するリビングで同時に対象となる転倒、転落、不穏など、トラブルが発生する可能性が高まった際に発報するというもの。
「事件や事故を未然に防ぐこと」をテーマにAIカメラシステムを開発・販売しているアースアイズでは、すでに小売店舗における万引犯の軽減によるロス削減などで大きな実績を残しており、このシステムを介護分野にも応用するため、まずは介護現場を現状把握することで問題点を正確に捉え、問題解決のための試作が行われた。
今回、本開発の現場として善光会の複合福祉施設『サンタフェ ガーデン ヒルズ』(東京都大田区)に試験導入されて、実証実験が開始される運びとなっている。
同社発表によれば、複数人が在室する共有スペースでの見守りサービスは、「日本で初めてのこと──」だといい、本サービスの提供開始は、2019年1月を予定している 【A.Yagisawa】
(※)画像出典『アースアイズ』プレスリリースより。(ソース元:アットプレス)
【関連URL】
◎アースアイズ株式会社
http://earth-eyes.co.jp
◎社会福祉法人善光会
https://www.zenkoukai.jp/japanese/