みまもりプレス

2018年09月13日(木)

「IoT鳩時計」を活用した実証実験を開始

音で思いを届ける『OQTA HATO』が紡ぐ可能性探る:OQTA×大牟田市

「エモーションテクノロジー」を標榜するOQTA(オクタ/本社:東京都港区)では、同社が開発したIoT鳩時計『OQTA HATO(オクタ ハト)』を活用して、介護施設や病院に入所・入院している利用者や患者の方々、またその家族、さらに介護従事者の方たちに起こる「意識変化の有意差の測定」などを目的とした実証実験を開始する。

 “キズナ聞こえるIoT鳩時計”のキャッチフレーズで展開されている『OQTA HATO(オクタ ハト)』とは、離れた相手に「音」で思いを届ける「鳩時計型のIoTデバイス」。アプリを起動してボタンを押すと、遠く離れた相手のもとで「1秒ほど鳩が鳴く──」というシンプルな仕組み。電話やメールなど、言語を用いる通信手段に比べ、『誰かを想う気持ちだけ』を音にして届けるという機能が最小限に抑えられたコミュニケーションツール。

 今回の実験の地は「認知症の人とともに暮らすまちづくり宣言」を掲げている福岡県大牟田市(おおむたし)。同市では全国に先駆けて、認知症の人と家族を地域で支えるような様々な仕組みづくりや、先駆的な取り組みが展開されているという。

 まずは「大牟田リビングラボ」の協力のもと、約20台の『OQTA HATO』を大牟田市内の介護施設や病院に試験導入する。

「顕在化された大切な人とのつながりが、社会課題を解決する有効なひとつの手段としての可能性を検証します」(同社発表リリースより) 【A.Yagisawa】

(※)画像出典『OQTA』プレスリリースより。(ソース元:PR TIMES)

【関連URL】
◎OQTA株式会社
https://www.oqta.com/

◎福岡県大牟田市 
https://www.city.omuta.lg.jp

 
ページのトップへ戻る