みまもりプレス

2019年4月3日(水)

スマホ用BLEビーコン検知アプリの精度を検証

伊丹市「見守り協定」一環の実証実験にて:アイテック阪急阪神

 兵庫県伊丹市では、ヤマト運輸、ミマモルメなどとの間で『地域における見守り協定』を締結(2019年3月11日)。同協定の一環として現在、『見守りサービスの実証実験』が実施されている。(2019年3月18日~5月31日まで)

 この実験では、アイテック阪急阪神が開発を手がける「移動受信器アプリ」をインストールしたスマホを、伊丹市バス、公用車、およびヤマト運輸の集配車両に搭載し、「移動受信器アプリ」の検知感度や精度などを検証・分析するという。

 伊丹市では、「安全・安心見守りカメラ」と、「BLEビーコンタグ」を持った子供や高齢者などの居場所を保護者に通知する『まちなかミマモルメ』の固定受信器を、それぞれ2015年度から導入して以来、「4年連続」で街頭犯罪認知件数が減少するという結果を得た。しかしそうした中で『まちなかミマモルメ』の固定受信器が設置されていなかったために居場所の検知ができないエリアがあったのも事実だという。

 今回の実証実験では、既存の固定受信器に加え、市内を移動する車両に「移動受信器アプリ」をインストールしたスマホを搭載することで、この『まちなかミマモルメ』の検知エリアを広げ、サービスの強化を図るのが狙いだという。

 アイテック阪急阪神ではこの実証実験を経て、同社がシステム構築と運用を担当する「(株)ミマモルメ」とともに、自治体への『まちなかミマモルメ』導入を推進したいとしている。 【A.Yagisawa】

(※)画像出典『アイテック阪急阪神』プレスリリースより。(ソース元:PR TIMES)

【関連URL】
◎アイテック阪急阪神株式会社
https://www.hanshin-anshin.jp

◎株式会社ミマモルメ
http://sourcenext.co.jp

◎兵庫県伊丹市
http://www.city.itami.lg.jp

 
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