みまもりプレス

2019年8月27日(火)

『横浜音祭り2019』9月15日から

「インクルージョンな取り組み」のひとつで分身ロボット『OriHime』活用

 日本最大級の音楽フェスティバル『横浜音祭り2019』(会期:9/15~11/15)。横浜の「街」そのものを舞台とした本フェスも第3回目。今年の開催では、来年に『東京2020オリンピック・パラリンピック』が開催されることを受けて、「あなたに届く、あなたの音楽」をキャッチフレーズに「クリエイティブ・インクルージョン(包括的)」を意識した音楽フェスティバルが展開されるという。横浜アーツフェスティバル実行委員会では「音楽のジャンルはもちろん、国籍、ジェンダー、世代や障害の有無を越えてあらゆる人に音楽の楽しみをお届けする取り組みを行います——」としている。

 多彩な取り組みが組まれている中から、小紙で注目しているのが「分身ロボット『OriHime(オリヒメ)』の音楽フェスティバル初導入の件。『OriHime』は、吉藤健太朗氏が開発した、いわゆる「分身ロボット」で、『OriHime』本体にはカメラ、マイク、スピーカーが搭載されており、スマホやタブレットでの遠隔操作が可能というもの。『OriHime』を遠隔操作することで、あたかもそこに自分がいるかのように周囲を見回したり、拍手などの感情表現も行える。また同伴者とも「その人がそこにいるように」会話をすることもできる。

 「障害などの制約で外出ができない方に自宅や病院からもコンサート会場の臨場感を体感していただく取り組みを行います。また、『OriHime』を通して意思疎通を図り、お互いの感動体験の共有をすることで、大切な人とのひとときを楽しむことができます——」(同実行委員会)

 応募条件などの詳細については下記の同フェスティバル公式サイトを参照。 【A.Yagisawa】

(※)画像出典:『横浜市』プレスリリースより。
(ソース元:PR TIMES)

【関連URL】
◎『横浜音祭り2019』公式サイト
https://yokooto.jp/

◎分身ロボット『OriHime』
https://orihime.orylab.com

◎横浜市
https://www.city.yokohama.lg.jp

 
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