みまもりプレス

2019年9月13日(金)

見守りツール『おかえりQR』窓口販売を拡大

神奈川・山梨県内の郵便局949局での店頭販売がスタート:昭文社

 道路地図『スーパーマップル』などで知られる昭文社(東京都千代田区)が展開中の見守りツール『おかえりQR』。「シールとQRコード」を組み合わせた商材で、認知症を患う高齢者など道に迷ってしまう不安のある「見守り対象者」のためのアイテムだが、このほど「神奈川県・山梨県内の郵便局949局」での店頭販売がスタートした。(2019年9月10日より)

 今夏から東京都内全域の郵便局窓口での対面販売が開始され、今回の神奈川、山梨での窓口発売を合わせると「計2,416局」に至る。同社では窓口販売の増設の利点について「ご購入者様に直接商品の使い方をご案内できます──(昭文社)」としている。

『おかえりQR』は、同サービスのアドバイザーであり、認知症の人の見守りと生活コミュニティについて知見をもつ、岡本多喜子教授(明治学院大学 社会学部)の協力を得て商品化されたもの。道に迷ってしまう不安のある「見守り対象者」の持ち物に『QRシール』を貼っておくことで、もしもの時の「早期発見」に役立つというのがこのサービス。

 同社では『認知症の人と家族の会』(公益社団法人)の賛助会員としての活動も開始し、『おかえりQR』の寄贈なども実施している。また、東京都内警察署をはじめ、今後自治体などに向けても『おかえりQRを認識している発見者』の拡大に注力してゆくとしている。

「9月16日は敬老の日、また9月21日は世界アルツハイマーデー(9月は世界アルツハイマー月間)です。ご高齢の方とそのご家族・お知り合いに安心・安全をお届けする一助として、『おかえりQR』をさらにお求めやすくしたい、との思いを込め、販売エリアを拡大いたします——(昭文社)」

 なお、『Amazon』や『楽天』など、主要ECサイトでの通販でも入手できる。 【A.Yagisawa】



(※)画像出典:『昭文社』プレスリリースより。
(ソース元:PR TIMES)

【関連URL】
◎『おかえりQR』公式サイト
https://www.mapple-search.biz/

◎株式会社昭文社
https://www.mapple.co.jp

 
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