みまもりプレス

2020年2月27日(木)

シニアライフクリエイトが茨城県と連携協定締結

『認知症普及啓発企業連携事業の協定』創業当初から弁当宅配時の見守りなど実施

 高齢者専門宅配弁当サービスを展開するシニアライフクリエイト(東京都港区)では、茨城県の間で『認知症普及啓発企業連携事業の協定』を締結。2020年2月5日の協定締結式が実施された。

 茨城県では、企業と行政が一体となり「茨城県認知症普及啓発企業連携事業」を実施している。この事業は「認知症の人と家族を支援し、認知症の人や家族が安心して暮らせる環境づくり推進」を目的に発足したもの。

 企業は「協定締結企業」と「協力登録企業」があり、県内に本店がある企業は協力企業として締結、県外に本店がある場合は協力企業の登録となるが、本店が他県であっても県内に多数の事業所がある企業は協定締結を行なっているという。

 同社では現在、茨城県内での運営、フランチャイズ展開している高齢者専門宅配弁当店『宅配クック ワン・ツゥ・スリー』が8店舗あることから今回の協定締結に至ったとのこと。また同社は、社内の研修の1つとして「認知症サポーター養成講座」を受講することを取り入れているといい「社員はもちろんのこと、店舗を運営するフランチャイズオーナーも受講しています──」としている。

 高齢者専門宅配弁当『宅配クック ワン・ツゥ・スリー』は、現在全国で約350店舗展開。うち約300ヵ所の市区町村行政から配食サービスを受託しているという。店舗では、在宅の高齢者を中心に、宅配時の手渡しによる「見守り・安否確認」を創業時より実践。昼食・夕食を別々に届け1日2回訪問することで「より顧客に近しい存在となるべく努めています──」としている。

 さらに、宅配の際に「倒れている」などの異常が発見された場合には、速やかにケアマネジャーや家族と連動する地域密着型の独自のサービスも展開中。「このように高齢者に密接な事業であるため『認知症』への取り組みは会社として重要と考えています──。今回の茨城県との認知症普及啓発企業連携事業協定締結をはじめ、今後も当社は理念の軸である『全てはご高齢者の為に』を実践していきます──(同社)」 【A.Yagisawa】



(※)画像出典:『シニアライフクリエイト』公式サイトより。

【関連URL】
株式会社シニアライフクリエイト
http://slc-123.co.jp/

茨城県
https://www.pref.ibaraki.jp

 
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