みまもりプレス

2020年2月28日(金)

『DriveKarte』を活用した新サービス実証実験を開始

高齢ドライバーの安全運転を支援「リアルタイム運転技能診断システム」:オムロン

 オムロン ソーシアルソリューションズ(東京都港区)と、近畿大学(大阪府東大阪市)では、ドライバー安全運転管理サービス『DriveKarte(ドライブカルテ)』を活用した高齢ドライバーの運転技能向上を促すリアルタイム運転技能診断システムを開発した。

 本システムは実証実験ののち、自動車教習所などの高齢ドライバー教育を必要とする事業者向けに、2020年度内をめどに提供が開始されるという。

 今回開発された「リアルタイム運転技能診断システム」は、車両に取り付けられた『DriveKarte』のカメラやセンサーから出力されるドライバー画像や、位置情報、加速度などの情報を組み合わせて、自動で運転技能評価が行われ、運転中のドライバーに対してリアルタイムに音声で危険運転を通知するというもの。

 教習所での実車指導中に本システムを使用することにより、ドライバーが危険運転に気づくことで安全運転技能の向上を実現。また、教官の負荷低減にも貢献するとしている。

 「人による指導に加えて、機械による客観的な一定の判定による指導を行うことで、高齢ドライバーへの指導力の向上が期待できます──(オムロン ソーシアルソリューションズ)」

 ドライバー安全運転管理サービス『DriveKarte』は、「ドライバー見守り車載センサー」を既存の車両に取り付け、車両の走行状態とドライバーの運転集中度の両面から安全運転をサポートするサービスで2018年4月よりサービスを開始している。 【A.Yagisawa】



(※)画像出典:『オムロン ソーシアルソリューションズ』公式サイトより。
(ソース元:日経プレスリリース)

【関連URL】
◎ドライバー安全運転管理サービス『DriveKarte』
https://www.oss.omron.co.jp/drivekarte/

◎近畿大学
https://www.kindai.ac.jp

 
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