東京のFMラジオ局のIT関連会社であるJ-WAVE i （東京都港区）では、同社が千葉県勝浦市に提供する防災アプリ『かつうらメイト』において、「防災行政無線連携機能」の本格運用を開始した。

　この取り組みは、「日本無線（株）」の防災行政無線システムより配信されてくる音声情報を、自動的に「かつうらメイト」に配信するというもの。

　『AndroidOS』搭載端末であれば、戸別受信機のように音声受信時に勝手に流れ出す機能の実現が可能なほか、『iOS』端末でもプッシュ通知からアプリ画面に遷移し、音声の聴取が可能だという。さらに「従来型携帯電話」でもスマホユーザーと同じ音声を聴取することができるとしている。

　さらに住民が居住区を登録できる仕組みを生かして、特定の子局に向けて発信された「防災行政無線」を、該当の居住区のユーザーにアプリでも届ける機能も実現したとのこと。

　防災アプリ『かつうらメイト』とは、勝浦市に関わる情報を地域住民に音声メッセージで配信。スマホやタブレット端末があれば、アプリをダウンロードするだけで無料で使うことができる。勝浦市以外のユーザーでも利用可能。また、一般の携帯電話にも対応（ただし、一部機能の利用ができない）。

　また「音声メッセージの送信機能」も搭載しており、自治体の情報担当者や権限を付与された地域や行政区の担当者、地域団体などが、スマホを使った簡単な操作で市や各地域毎の情報を音声録音し、住民に届けることができるというのも大きな特徴。

　その他機能の詳細は、下記公式サイトを参照。 【A.Yagisawa】

（※）画像出典：『J-WAVE i』プレスリリースより。
（ソース元：PR TIMES）

【関連URL】
◎『かつうらメイト』
http://katsuura-mate.jp/

◎株式会社J-WAVE i
https://www.j-wavei.jp